まぬさん渡米日記 その5
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ESL クラス
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引続き、UCI (University of California, Irvine) で、Professional Course
の Extension を取ることにしました。
Grammer Review
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英文法のクラスです。木曜日の17:00より2時間でした。通常のクラスは3時間
なのですが、今回だけ、他のクラス等の関係から2時間でした。やはり2時間で
は時間的に短く感じましたし、先生も時間配分に苦労していたようでした。
結局、あまり進まずに終わってしまった感があります。しかし、be + 動詞の
ing が temporary の動作を表すなど、有益なことを学べました。
Building Vocabulary
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英語のボキャブラリを増やすためのクラスです。同じく木曜日の19:00から3時
間です。ここでは、英文の読み方の例を教わりましたが、なるほどとうなずけ
るものがあります。
- 最初は手 (辞書やペン) を使わずに文の最初から最後まで読み通す。
- 次はペン (マーカ) を持ってよい。わからない語に線を引いてもよい。
ただし辞書は使ってはいけない。
- 最後にわからない部分の意味を辞書で調べてもよい。
といった手順です。
実際の授業ですが、毎週テーマを設定し、それに関する文献を読んでいくこと
で新たなボキャブラリを学んでいきました。また、毎回、前回の内容の確認の
ミニテストが行なわれました。テーマの中では、移民に対する差別問題に興味
がありました。実際には移民はアメリカ人の福祉を盗んではいないし、職も横
取りしていないというものでした。先生の Ms.Peggy は、チャンスがあるなら
是非、グリーンカードを申請した方がよいということも強調していました。
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Java クラス (Object-Oriented Programming Using Java) の結果
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6月で UCI Extension の Java クラスも終了しました。3回分までで85点のク
レジットを得ていました。4回の合計が115点以上でA+のグレードとなります。
最終の得点が30点以上でないといけません。
私がこのクラスをとった時点では、Java のクラスはこれだけでしたが、6月か
らは4つほど Java 関連のクラスができていました。アメリカの大学は時代の
流れに敏感であると感じました。
電大でも是非このような教育ができたらと思います。
電話代の支払い
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電話代金は日本と同じく使用したあとに代金の請求が来ます。また、長距離電
話の場合には1カ月以上後に料金の請求がある場合があります。そこで、友人
宅に請求書を送ってもらうことにして、友人におおよその代金を渡しておき、
友人のチェックを送ってもらうことにしました。
帰国後、友人から、請求があったという連絡がありました。また、請求金額も
教えてもらいました。思ったより少ないなと思っていると、それから約1ヶ月
してから、二回目の請求があったとのことでした。友人は確認のために、電話
の相手先を教えてくれましたが、間違いはなかったので、二回目の支払いもし
てもらいました。
ケーブルテレビの停止
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ケーブルテレビを申し込んだ時には、サービスマンが来てデコーダを設置して
いきましたが、停止する場合には、自分でデコーダを Comcast Cable まで返
却に行く必要がありました。
郵便局への転居通知
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Santa Ana 郵便局に出向き、日本へ帰るのだが、郵便物の転送はしてもらえる
のかどうか聞きました。結果は、1年間してもらえ、指定のフォームに旧住所と新住
所を記入するだけで手続きは終わりました。以下の報告には、帰国後、旧住
所に送られてきた郵便物がきちんと転送されてきたために対応できたものがあ
ります。数年前まではこのサービスはなかったようです。
この手続きをしておいたため、帰国後もいろいろな郵便物が旧住所に届いてい
るということがわかりました。
自動車の保険のキャンセル
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帰国にあたって、自動車保険の残りをキャンセルしました。残りが18日ほどで
したので返金はありませんでした。
車の売却
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第一回目に報告したように、自動車は、買ったディーラーに $3000 で引きとっ
てもらうことにしていました。ところが、友人の一人が9月から車が必要だと
いうので、その友人に車を譲ることにしました。私が行なったことは、ピンク
スリップに私の署名をしただけです。あとはその友人が DMV に出向いて行な
いました。
引越しの依頼
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国外への引越しになるため、通関手続き等が安心できるので、日系の引越し業
者を選びました。
単身者パックがある日本通運にしました。
私が住んでいた Orange County では、週一回の集荷とのことで、まずダンボー
ルなどの梱包用品を1週目に持ってきました。
次の週に箱詰めした荷物を引きとって行きました。
金額は$999でした。16箱までの値段です。また、保険は全体で $3000までで
す。到着は1カ月から1カ月半かかるとのことでした。
結局、8月の下旬に荷物を出し、到着は10月の中旬になりましたので、ほぼ1ヶ
月半かかったことになります。
アパートの safety deposit の返金
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帰国の1カ月前にアパートのマネージャに帰国する旨を伝えました。帰国後の
連絡先と帰国日を通知しました。
最終日にアパートの鍵、メールボックスの鍵、ゲートオープナーを返却しまし
た。入居する時に支払った safety deposit は、後から日本に送ってくるとの
ことでした。第一回で報告した通り、safety deposit の金額は $100 でした。
9月中旬にアパートより手紙が届き、$50 引かれるとの通知がありました。
その後、9月下旬に$50の小切手が届きました。
Sanwa Bank California
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8月28日に口座を閉じました。免許証が必要です。窓口の係に、まだ引き落と
されていないチェックが残っていないかどうか聞かれました。これは何度も確
認されました。
9月の中旬になって、Sanwa Bank から前月分の利用明細が旧住所に送られてき
ました。9月になってサービスチャージが引かれ、残高がマイナスになってい
ます。これについて返事を書く前に、次の通知が来ました。「すぐに口座に入金
しなければ口座を閉じます」とのことでした。この原本をコピーし、「8月28日
に既に口座を閉じているのになぜサービスチャージが引かれているのか」という
質問状をair mail にて送りました。
その後も、何度かアメリカの旧住所宛に Sanwa Bank から利用明細の通知が送
られ、それが日本に転送されてきました。もし、転送手続きをしていなければ
そのままになっていたでしょうから、転送手続きをしていてよかったことにな
ります。相変わらず、預金の残高が少ないから預金しろという催促の手紙でし
た。さらに、入金しないとクレジットカード会社に連絡してブラックリストに
載せるかもしれないぞという内容もありました。
これは11月中旬まで5通ほど送られてきました。
二度目の手紙を書こうかと思っていたところ、現在は送られてこなくな
りました。私の手紙が届いて適切な処理がなされたのか、銀行側が強制的に
口座を閉じたのかわかりません。銀行が閉じたなら連絡があると思いますので、
前者だとは思います。
AAA の更新通知
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AAA から旧住所に更新の通知が来ました。10月1日から更新するのでクレジッ
トカードの番号を送れというものでした。更新しない場合には同封のAAAのメ
ンバーズカードを送り返せというものでした。私は更新しないのでメンバーズ
カードを送り返しました。
Jury Duty の通知
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11月に入って、Jury Duty の通知が転送されてきました。
アメリカ市民には、Jury Duty の義務があります。市民権を持っている人の義
務として、裁判所の陪審員を依頼されることがあります。
民間から選定された12名の陪審員からなり、被告の有罪(guilty)か無罪(not
guilty)かを評決して、裁判長に答申します。
私が Santa Ana オフィスで研修していた時も、同僚たちがほぼ1ヶ月に一人の
割合ぐらいで Jury Duty のため会社を休んでいました。
最初のうちは、会社関係の裁判でもあって、交替で会社の人たちが裁判所に出
向かなければならないのかと思っていたのですが、ある時、Dr.Ivan にも
Jury Duty の依頼が来て、仕事の都合で先に延ばしてもらうという話を聞き、
Jury Duty の概要を教えてもらいました。どうやら通常の裁判の陪審員をする
だけのようで安心しました。
さて、私に送られてきた Jury Duty の通知ですが、Santa Ana 裁判所からの
ものでした。出ないとペナルティがあると封筒に書いてあります。しかし、も
ともと私には市民権がないわけですから、何かの間違いでしょう。ということ
で、私は市民ではないと書いて air mail で送り返しました。
おわりに
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最後に、このように有意義な研修を支援して下さった、丹羽記念会海外研修制
度に感謝します。
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